アウトドアから都市部まで、どんなシーンにも適応する万能SUV、新型フォレスターが登場しました。

スバルが誇るシンメトリカルAWDシステムを搭載し、走行性能を一新。安全性能や燃費性能も大幅に向上し、さらに洗練されたデザインが特徴的です。本記事では、新型フォレスターの特徴や改善点、デザインから技術、走行性能、燃費、安全性能まで、徹底的に解説していきます。新しいフォレスターがどんな進化を遂げたのか、詳しく見ていきましょう。
1. 特徴
新型フォレスターは、スバルの多様な技術が詰まったモデルです。特に、シンメトリカルAWD(全輪駆動システム)は、走行安定性やトラクション性能を向上させ、どんな路面でも安定した走行を提供します。さらに、アイサイト(先進運転支援システム)は、前方の車両や障害物を検知して自動的に減速・停止を行う機能を持ち、事故のリスクを大きく減少させます。これにより、ドライバーはより安心して運転できる環境が整っています。
また、ストロングハイブリッドモデルのラインアップも新たに追加されており、環境に配慮した選択肢も提供しています。これにより、燃費向上を実現しつつ、アウトドア性能も失われることなくバランスが取れています。
グレード展開
SPORT/SPORT EX

1.8リッター直噴ターボエンジンを搭載。力強く爽快な走りと洗練されたイメージを重視したモデルで、内外装のブロンズアクセントと、同じくブロンズカラーの18インチアルミホイールが特徴です。

▶特徴的な装備
・ウルトラスエード/合成皮革シート(ブラック/グレー、ブラウンステッチ)
・18インチアルミホイール(ブロンズ塗装)
・超飽和バルブ付きダンパー
・ブロンズ加飾付き本革巻きシフトレバー
・12.3インチフル液晶メーター(EXグレードのみ)
・アイサイトX(EXグレードのみ)
X-BREAK S:HEV/X-BREAK S:HEV EX

積載性に優れたラダータイプのルーフレールや汚れ・水に強い内装など、アウトドアやレジャーに最適な仕様・装備が特徴のストロングハイブリッドモデル。燃費は18.8km/L。内外装に施されたエナジーグリーンのアクセントはX-BREAKと一目で分かる所有欲を満たしてくれるアクセントです。

▶特徴的な装備
・撥水ポリウレタン/合成皮革シート(ブラック/グレー、グリーンステッチ)
・18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)
・撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付き)
・12.3インチフル液晶メーター(パワーメーター付き)
・ルーフレール(ラダータイプ)

・アイサイトX(EXグレードのみ)
Premium S:HEV/Premium S:HEV EX

上質感を追求したストロングハイブリッドモデルで、歴代フォレスターとして初めて19インチホイールを装着。快適装備も充実しており、また3モデル中唯一、オプションで本革シートを選ぶこともできる。特徴的な装備は以下のとおり。

・はっ水ファブリック/はっ水トリコットシート(グレー/プラチナ、ブルーステッチ)
・19インチアルミホイール(ダークグレー塗装+切削光輝加工)
・キックセンサー式ハンズフリーパワーリアゲート
・12.3インチフル液晶メーター(パワーメーター付き)
・ワイヤレス充電器
・アイサイトX(EXグレードのみ)

Premium S:HEV / Premium S:HEV EXにオプションで用意される本革シートは、ナッパレザーとウルトラスエードのコンビタイプ。色はブラックにブラウンステッチの組み合わせか、ブラウン/ブラックのツートンにブラウンとシルバーのステッチの組み合わせの2種類が用意される。
更に本革シートのオプションを装着するとスバル車ではアウトバックに続く2台目となるシートベンチレーションが採用されます。
2. 改善点
新型フォレスターでは、前モデルに比べて多くの改善が施されています。まず、デザイン面では、よりモダンで洗練されたフロントフェイスが目を引きます。フロントグリルが大きくなり、LEDヘッドライトがよりシャープな印象を与え、全体的に力強さが増しています。また、ボディラインが緩やかに曲線を描き、風の抵抗を抑えながらもエレガントさを保っています。

走行性能についても、以前にも増して優れたトラクションを提供し、特にオフロード性能が強化されました。以前よりもさらに悪路走行が安定しており、オフロード走行を趣味にしているドライバーにとっては大きな魅力です。
3. デザイン
新型フォレスターのデザインは、スバルらしい力強さと洗練が融合しています。フロントバンパーとグリルが再設計され、よりワイドで安定感のある印象を与えます。LEDヘッドライトは細くシャープなデザインで、現代的な雰囲気を醸し出しています。リアデザインも少し角ばったデザインを採用し、SUVらしい存在感を増しています。
また、車内デザインも大きく改善されており、シンプルで直感的に操作できるインフォテインメントシステムが搭載されています。素材には高品質なものが使われており、豪華さと機能性を兼ね備えています。
4. 技術


新型フォレスターには、スバルの最新技術が多数搭載されています。アイサイトXと呼ばれる進化版の運転支援システムは、従来の機能に加えて、自動車線維持支援機能や危険感知警告が強化され、より高度な安全性を提供しています。さらに、後退時支援システムや前方衝突警告システムも標準装備されており、運転中の不安を大きく軽減してくれます。

また、インフォテインメントシステムには、最新のスマートフォン接続機能が搭載されており、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。音声認識やタッチスクリーンでの操作が可能となり、運転中も安全に操作できる環境が整っています。
5. 走行性能
新型フォレスターの走行性能は、スバルのシンメトリカルAWDシステムによるトラクション性能と安定性の向上が特徴です。これにより、悪路や雪道、雨の日でも優れた安定性を発揮し、ドライバーに安心感を提供します。
特に、X-MODEと呼ばれるオフロードモードが改善されており、より滑りやすい路面でも安定して走行できるようになっています。これにより、山道や森林道などのオフロード走行でも優れたパフォーマンスを発揮します。
6. 燃費
新型フォレスターの燃費性能は、従来モデルに比べて大きく向上しています。特に、ハイブリッドモデルの導入により、都市部での低燃費走行が実現されました。特に、エコモードを使用することで、街中でも燃費を最大限に向上させることができます。
SPORT=13.6km/L
X-BREAK S:HEV=18.8km/L
Premium S:HEV=18.4km/L
タンク容量は63Lと多くX-BREAK S:HEVで計算すると1184.4㎞走れる計算となります。
実燃費が多少落ちる計算でも1回の給油で1000㎞は軽々走ってくれることでしょう。
参考までに
スバルクロストレック /2.5L S:HEV=18.9km/L
トヨタRAV4 E-FOUR/2.5L HEV=20.3〜20.6km/L
日産エクストレイル e-4ORCE/1.5L直3ターボ=18.3〜18.4km/L
4輪駆動のハイブリッド車と比較しても燃費は引けを取りません。
スバル車は燃費が…なんてもう言われないですね。
7. 安全性能
新型フォレスターは、安全性においてもスバルの強みを発揮しています。アイサイトは、さらに進化した衝突回避支援システムを搭載しており、ドライバーに対して警告を発したり、緊急時に自動的にブレーキをかける機能が強化されています。これにより、事故のリスクを大幅に低減することができます。
また、運転支援システムが強化され、ドライバーが常に周囲の状況を把握しやすくなっています。360度カメラシステムやバックモニターが搭載されており、駐車時や車庫入れの際の安心感が増しています。
まとめ
新型フォレスターは、スバルの誇る技術力とアウトドア性能が融合した一台です。進化したデザインと安全技術、そして優れた走行性能が、どんなドライビングシーンにも対応します。特に、アイサイトの進化やシンメトリカルAWDシステムによる安定した走行は、ドライバーに安心感を与えます。さらに、燃費性能やエコ性能も向上し、環境に配慮した選択肢としても魅力的です。
新型フォレスターは、都市部での利便性から悪路走行まで幅広いニーズに応える性能を兼ね備えており、アウトドア好きな方から日常使いまで、あらゆるシーンで活躍すること間違いなしです。安全性を重視しつつ、ドライビングの楽しさも失わないこの一台は、SUVを愛するすべてのドライバーにおすすめできるモデルです。
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